ブルースの起源はどうやって始まったのか?ブルーススターは? 

ブルースは現代音楽のルーツってよく聞くけど、「どうやって出来たの?」って疑問に思う方は、結構いらっしゃるかと思います。そうした「今更、聞けない」という疑問を、お話しして行こうかと思いますのでゆっくりご覧ください。

ブルースとは。アフリカ系アメリカ人らによって、その過酷な労働環境や現在、おかれる生活環境、風習、現在の心情などが重なって一つの趣味ではないけども、やりどころのない魂の叫びとして誕生したものだと思われる。

アメリカは、兼ねてから、プランテーション(輸出用の綿花栽培など)のために労力を必要としていた。

当時、アメリカは合法的に奴隷制度というものがあった。アフリカから奴隷を連れてきたのである。

そうした中1865年、アメリカはアフリカから連れてきた黒人奴隷を解放した。

アフリカ系アメリカ人は、自由を得た。

・・・つもりだった。

でも、実際は、社会的に差別が以前よりもひどくなっていた。

アフリカ系アメリカ人達は明日を生きるために農場主である白人の下で働かなければならなかった。

又、以前と同じように・・・いや、以前よりも増して厳しい差別の中で働く事になった。

彼らの風習として労働歌があったがその中の一部には、何かの楽器に合わせたように歌う者がいた。

この労働歌が、フィールドハラ―である。

いつのまにか、その手法を編み出していたんだと思います。

昼間、肉体労働をしていた彼らは、夜な夜な仲間内だけでブルースを演奏していたという。

当時、彼らの社会への唯一の横繫がりのコミュニティの場所は教会だった。

そこで歌われた教会音楽のゴスペル(冠婚葬祭の時に歌われる霊歌)も強く影響を受けた。

パワフルで泥臭い感じが特徴で彼らの魂が伝わってくる。

ブルースの誕生です。

カントリーブルースの誕生

19世紀(1800年)末期、アメリカ南部ではプランテーションが盛んで多くのアフリカ系アメリカ人が過酷な労働を強いられていた。
そうした中から3つの地域から誕生したとされる。
アコースティックギターで弾き語りスタイルでカントリーブルースと呼ばれている。
特徴が、それぞれ違います。簡単に説明するので、ご覧ください。

  • デルタブルース
    ミシシッピ川とヤズー川の間の三角地帯で誕生。

ミシシッピデルタの地域が一番差別が酷くブルース発祥の地と言われています。

チャーリー・パットンが、歴史上最初のブルースのスターでアコースティックギターをもって革靴を履いて金属みたいな筒を指にはめて弦にスライドさせて歌うのが特徴です。

ボーカルは、歌うというよりは、ボソボソと、つぶやいたような感じで始まり、途中で叫んだりしてゴスペルのようなテイストを加えた感じです。

そして、ブルース発祥の地と言われるだけあって泥臭い感じがして、かっこいいですね。

ちなみに、この時代、弾き語りをしながら、各地を旅していた時代だそうです。

他に、ウイリー・ブラウン、サン・ハウスが代表的なブルースシンガーですが、チャーリー・パットン、ウイリー・ブラウン、サン・ハウスの三人の中に入って来たのが、まだ若造だった、ロバート・ジョンソンだったのです。

  • テキサスブルース

当時、アイルランドで飢饉があってアイルランドからの移民が多く、ミシシッピデルタほど差別は酷くなかったんだそう。

でも、アフリカ系アメリカ人のように差別を受けていたみたいです。

テキサス州ではアイルランドの移民が多いからか白人の音楽の影響も受けたようです。

最初のブルーススターが、生まれつき盲目だった、ブラインド・レモン・ジェファーソンなんですが、軽快で、単音プレイが目立つ印象です。

他に、ブラインド・ウイリー・ジョンソン、テキサス・アレキサンダーが代表的なブルースマンです。

  • イーストコーストブルース

イーストコーストブルースは、ピードモンドブルースとも呼ばれ、ミシシッピデルタの東に位置してます。

ラグタイムに強く影響を受けたブルースマンが多くスライドギターを多用して軽快で明るい感じです。
基本的にフィンガーピッキングで曲は陽気な感じです。

代表的なブルースマンは、ブラインド・ウイーリー・マクテル、ブラインド・ブレイク、ブラインド・ボーイ・フラーなどです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、いわゆる戦前ブルースを簡単に語らせていただきました。

マニアックな方は、戦後のエレキを用いたものよりも、戦前のアコースティックな泥臭いサウンドを好む傾向がありますが、当時の黒人の事を思いながら聞いてみるとなんだか胸が、せつなくなるような熱い気持ちになりますよね。

時には、そんな気持ちになって聞いてみると又一味違った楽しみ方が出来ます。

このサイトを通して読者の皆様方にそんな手助けが出来ればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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